おっさんが100%で走る理由(F1 2019)

日々、最前線で働いてくださっている全ての医療従事者、その関連会社の皆様に、敬意と感謝を申し上げます。(2020.04.25追記)

筆者はYouTubeチャンネルでひっそりF1 2019で遊んでいる様子を実況まがいのことをしていたりする。キャリアモードを中心に進めているわけだが、こだわりは100%レース距離で遊んでいること。ほぼリアル同様の時間をかけて遊んでいるのには訳がある。

レース距離100%とは。

一言で言えばリアルということだ。先日も第5戦スペインGPを約2時間かけて遊び終えたばかりだ。おっさんにとって2時間(レースだけなら1時間40分程度だが、リプレイをみたりで1GPあたり2時間ばかりかかる)は色々な意味で過酷である。まず2時間というまとまった時間を確保するのがむずかしいため、平日にレースするのはまず無理だ。そして2時間同じ姿勢で画面に向かって集中するのは本当に骨が折れる。腰にくる。肘にくる。というわけで、先日ゲーミングチェアを購入してしまった。2時間部屋に閉じこもり電話には出られず、インターホンが鳴っても居留守状態である。(ちょっと見栄を張ってしまった。インターホンはならない寂しいおっさんです)
リアルなのは時間だけではない。50%や15周といった簡易レースでは味わいきれないおもしろさがある。そのあたりはちょっと紹介してみたい。

レースにドラマがある

2時間近くに走り続けていると色々なドラマがある。ドラマとは言い過ぎな気もするが、とにかく色々なことが起こる。先日のスペインGPの様子を少し紹介したい。
筆者はマクラーレンのドライバーだ。トップ3チームの次を狙ってはしりあわよくば御三家に割って入ろうと腰淡々とチャンスを窺っている。
スペインGPでは予選は3チームに次いで7位。満足のいく結果である。そして迎えた決勝。F1ゲームを長く楽しんできたが、なぜかAIドライバーに比べてスタートに劣るプレイヤードライバーはスタート時の混乱に巻き込まれ何かしらのトラブルを負いやすい。下手をすればリタイアと言うこともある。そんななかスタートはまずますきまり、1コーナーも無難に抜けていく。順位は7番手をキープしていた。
前を走るマックスのペースがあがらない。調子に乗って追い抜こうとしてスピンしてしまった。オープニングからの数周はチャンスではあるがリスクも大きい。まだまだ各ドライバーがトレイン状態(各車の差がほとんどなく電車のように繋がってい走るイメージをいう)である。スピンしてコースオフした筆者は奇跡的にウイングを少し破損した程度で済んだが全車に追い抜かれ最下位まで順位を落としてしまった。オープニングからの数周での無理は禁物である。
ピットに入り早々にハードタイヤに交換した。そしてウイングを交換しレースに復帰。前の車とは30秒以上の差がついている。まだ3周目である。ほぼポイント獲得の可能性が消えたレースを残り63周走るのかと思うとリタイアしようかと思ったくらいだ。しかし筆者は諦めない。この辛い展開も。100%レースの醍醐味をあじわう最高のチャンスでもあるのだ。

雨が降り、ピット戦略が勝負の分け目に

前の車まで30秒。ハードタイヤを労わりながらも予選7位は伊達ではなく、筆者のペースは中盤のドライバーとは比べ物にならないくらいいい。マクラーレンのマシンも今年は出来がいい。1周あたり2秒ずつ差を縮めていく。そして前のマシンが見えた。慎重に交わしていく。他の車は1回目のピットストップの時間帯でもあった。筆者はタイヤが傷んできているとは言え16番手まで順位を回復することに成功する。そしてここで雨が降り始める。各車レインタイヤに履き替える。筆者も30周近く走ったハードからインタミディエイトに。他のドライバーたちは変えたばかりのミディアムからのタイヤ交換を強いられる。これでオープニングラップで犯したミスは帳消しだ。当然テンションが上がり、アドレナリンが湧き出す。雨のペースも悪くない。じわじわ前のマシンに迫り一つ一つ順位を上げていき12番手まできた。あと2台かわせばポイントゲットである。少し前には3台のマシンがトレイン状態で争っている。漁夫の利を得るチャンスだ。追いついた筆者もトレインに加わる。しかしなかなか抜けない。4台が互いに牽制し合い追い抜くためのスペースを消し合う状況が続く。そして数周を重ねるうちに路面は完全に乾き残り3周。前を行く3台がピットに入った。ソフトに履き替えるつもりだ。おっさんはピットの入るタイミングを逸した。もうキツくなったインタミディエイトで逃げる。ピットでのロスタイムは20秒程度か。2周半なら逃げ切れるかもしれない。ペースが上がらない。タイヤはすでに終わっている。そして最終ラップへ。3台が一挙に襲いかかってきた。どうすることもできない。2コーナーであっさりと交わされ結局12でフィニッシュ。それでもレースをした充実感はすごい。天候も変化とピット戦略。そしてドライバーのスキル。これらを堪能するには100%以外にはあり得ない。15周のレースだったら1周目のスピンで終わっていただろう。追い上げることもなければ、天候の悪戯に翻弄される間もない。100%だからこそ起こるドラマなのだ。

時間がかかる。腰も痛い。キャリアモードもなかなか進まない。

それでもやる価値はある。何周もライバルのお尻に張り付いて走る緊張感。これぞレースを
是非堪能していただきたい。

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