【iRacing2021 Season1の旅 #2】 Sebring in Florida(フロリダ州、セブリング国際スピードウェイ)

FANATEC

 iRacingに本格参戦する2021年。すでにシーズンは開幕し、今週は、ここフロリダ州オーランド郊外にあるセブリング・インターナショナル・スピードウェイで2戦目が行われる。

フロリダ州、セブリング国際スピードウェイへの旅

 フロリダ州はアメリカ南西部。メキシコ湾へと突き出たフロリダ半島全域を占め、海岸線の長さはアメリカ最長の1900km。特に半島先端部から沖合のキーウェストまで、海上に伸びるハイウェイが壮観だ。州都はタラハシー。日本人にはなじみが薄い。むしろ近郊には世界最大のテーマパーク「ディズニーワールド」が広がるオーランドの方が有名である。4つのディズニーパークと2つのウォーターパークからなるディズニーワールド・リゾートを筆頭に、観光産業が経済をけん引している。温暖な気候と果てしなく続くビーチには世界中のセレブを引き付ける。まさにリゾート天国。

 空港を降り立つと、レースの日まで観光を楽しむ拠点となるのは、空港内にあるハイアット リージェンシー オーランド インターナショナル エアポート ホテルだ。ワールド・オブ・ハイアットの会員なら滞在中、最高のサービスを享受できる。

 ホテルでリッチな食事も結構だが、ここまでくれば、やはりフロリビアン料理を楽しまない手はない。魚やエビのシーフードに南国のフルーツ。そしてカリブや遠くはインド、アジアから入ってきた香辛料を組み合わせたこの地ならではの食事を楽しみに街へ出かけてみよう.…。新鮮な魚介類に舌鼓をうったら、ホテルに戻って静かにバーで一杯やるといい。いつもなら「ウォッカ・マティーニ」を頂く筆者も、今日ばかりは「フロリダ」で一日を締めくくる。

サーキットへ移動。ここから3日間の戦いが始まる

 フロリダを楽しみながら時差を解消したら、いよいよサーキットへ向かおう。

 オーランドから南に進むこと約120kmのところにあるのが、今回の舞台となるセブリング・インターナショナル・スピードウェイである。

 セブリング・インターナショナル・スピードウェイは空港の跡地を改修して作られたサーキット。アメリカをはじめヨーロッパにおいても、世界大戦時に使用された空軍施設を起源とするサーキットは多い。1950年に開設された伝統のトラックは、北米で二度人気投票で1位を獲得した「モービル1、12時間耐久」が行われるサーキットである。

 サーキットのレイアウトは3種類。今回使用されるのは17のコーナーからなる「フルコース」だ。ストレート区間は長く、その間を中間速コーナーとテクニカルな低速コーナーがつないでいる。空港の跡地ということもあり、トラックは平坦でほとんど起伏はない。路面はバンピーで、コンクリートのつぎはぎがあちこちに目立つ。轍のようなアスファルトの継ぎ目は凶悪そのもの。特に最終コーナーのデコボコした路面は、マシンに強烈な振動を与える。少しでもハンドルを握る力を緩めると、マシンはあらぬ方向へ吹っ飛んでいきそうになる。それ故にル・マン24時間耐久と比べて、時間は半分だがマシンとドライバーへの負担は同等と評されるほどである。

テストドライブ

 早速マシンを駆ってコースイン!

 バンピーでスリッピーな路面とは聞いていたが、ここまでゴツゴツと来るとは思わなかった。修繕を重ねたアスファルトのつなぎ目を通過すると、そのたびに手首にガツンっ衝撃が伝わる。最終コーナーはガッツン、ガッツンと連続で来るものだから衝撃もさることながらマシンから投げ出されるのではないかと感じるほどだ。これらの感覚をハンドルからフィードされるフォースだけで感じさせてくれるのだから、FANATECのDDは恐るべし…と、これはまた別のお話だった…

 筆者が苦戦しているのは、まずはターン10と13。チキンハートが顔を出し、ついつい必要以上に減速してしまう。感触としてはもう少し速いスピードで抜けることができそうだが、路面状態も悪くなかなか踏み込めないでいる。コーナー出口付近はウォールが近く、スピンするとよほど運がよくない限り衝突は免れないか。そしてタイムに影響を最も与えるのは最終コーナーだろう。ゴツゴツとマシンを制御するのに苦労するが、道幅は広く、ブレーキングポイントや踏み込む深さがつかみにくい。いくつかの走行パターンがありそうなので、じっくり研究したいところだが、与えられた時間は3日間。週末はルノー2.0のレースに参戦するためにスペインへ旅立たねばならない。それまでにプラクティス走行でコースを習熟し、納得のいくポイントが取れるまで、とりあえずは4レースを走ることを計画している。

 15周の練習ラップを終えて今日はホテルに戻ることにした。

 1分54秒台からどこまでタイムを刻んでいけるのか楽しみである。

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