DORAPOJI2 レビュー2 おひとり様の組立①

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筆者のレーシング・シム生活は着実に向上している。

コックピットの安定は、今後のシム生活をさらに発展させていくためには欠かせない。長谷川工業のドラポジ2を手に入れたことで今の私には一切の不安はない。よりハイパワーなホイールベースに買い替えたとしても、アクセルやブレーキといったそれぞれのペダルが独立したユニットを購入しても、それらをしっかりと組み付けることができる土台を手に入れたのだ。

購入に至るまで経緯は、前回のブログに簡単に記したわけだが、私がドラポジ2を選んだ理由を簡単に振り返っておきたい。



ドラポジ2の理由:筐体の剛性と拡張性

ドラポジを選んだのは、筐体の剛性や汎用性に間違いがないからだ。アルミフレームの持つ素材の強度と、それを活かした設計が融合した満足度の高い商品である。今回、2へとマイナーチェンジし、より魅力が増した。ペダルとホイールベースを組み付ける部分がプレートになった。もちろんメジャーなデバイスならすぐに取り付けることができるように、取付位置に穴があけてある。ディスプレイ・マウントも改良され、利用面で妥協することなくすっきりとおさまった。これまでの製品の長所を残しながら、より洗練されたといえるだろう。その分お値段が上がってしまったのは残念だったが、筆者のように部材を個人で仕入れて、加工して組み上げることに不安が残る者にとっては、多少高くついたとしても、こういった既製品があること自体がありがたいのである。

今回私はブラックエディションを選択したが、初めからカッコよさで一目ぼれしていた。しかし今後の拡張性を考えると、簡単に追加の部材が手に入るシルバーの方がよいだろうと考えなおした。アマゾンで検索すると、適当な長さにカットされたアルミフレームが販売されている。先入れナットと呼ばれるパーツも簡単に入手できそうだ。これなら画面を3枚にしたり、マウスやキーボードを設置するために自分で簡単に拡張できそうである。ただアルミフレームを黒色でそろえるとなるといきなりハードルが高くなりそうである。ちょっと検索したくらいでは黒色のパーツが見当たらない。だからシルバーにしようと考えなおした。でもやっぱり黒にした。(なんじゃらほい!)欲しいと思ったものを買うのが一番。黒いパーツも探せば必ず手に入る。

そんなこんなで一式届きました。

大変コンパクトにまとまっていますが、相当な重さなので持ち運びには注意が必要です。玄関から部屋へと運び込むだけでも一苦労。おひとり様組立の始まりです。

開梱した瞬間、満足が広がるメーカー製

ドラポジはSUSと呼ばれるアルミ部材を様々な寸法に切った部材を組み上げて完成する。アルミ部材は直接メーカーから購入することができる。だから自分で筐体を設計しパーツを発注すれば、全く同じものを組み上げることも可能だ。しかし、先入ナットと呼ばれるナットやボルト類、あるいはパーツをつなぎ合わせる際に使用するL型パーツなどを、数量やサイズを間違わずに発注するのはなかなか難しそうである。メーカー製は割高ではあるが、しっかりと検品され間違いがない。そして梱包もすっきりと無駄のなく工夫されていて、「商品」としての価値を高めている。この辺りもさすがはメーカー製品だとご満悦。

さて、いよいよカッターを片手に開梱する。

写真からお分かりいただけないと思うが、天地を逆に開梱してしまった。実害はほとんどないのだが、本来なら開梱して一番上に収められている取説が、重いフレームの下敷きになっており、破れないように慎重に取り出す際には重いフレーム類をうまく持ち上げねばならず、ちょっとばかり苦労した。

ベースユニット(本体)は2個口に分けて送られてくる。天地を逆に開梱してしまった方はフレーム部材を中心に1m50cmほどの長さがあるのに対して、もう一つの方は、ペダルやハンドルを設置するプレートが梱包されており平べったい。

写真はペダルユニットを設置するプレートを左右から支えるステイである。微調整ができる様に穴あけ加工されている。こういったパーツは自作するもの、あるいはメーカーに発注するもの難しく、ドラポジのメリットの一つである。

間違いなく梱包されているはずであるが、全てのパーツが揃っているかを必ずチェックしよう。そして組立図を見ながら、各パーツがどこに使用されるのかをイメージしていく。組立手順を間違えると、一度締め付けたボルトを再び緩めなければならず、余計な時間と労力を消費する。

土台となる部分の組立

説明書の手順通りに組み上げていく。最初の工程はすべてのパーツを支える土台となる部分の作成からである。簡単に言うと左右2本の長いフレームに、シートとペダルを取り付ける部分のフレームを渡していくという作業である。ドラポジを構成する部材の中でも一番長いパーツを扱うことになる。全長1400mmのコックピットは畳一枚あれば設置できるわけだが、組立にはその倍以上の広さがあった方がいいだろう。

フレームとフレームの連結にはL字型のジョイントパーツを使う。このジョイントパーツはシルバーのアルミそのままでアルミフレームのように黒く着色されていないためよく言えばアクセントになっているがせっかくの統一感を損ねているともいえる。ぜひ長谷川工業さんには再考いただき、もし可能であれば多少の追加料金が発生してもよいので黒い部材を提供いただきたいものである。

このジョイントパーツをフレームの両端に取り付けていく。フレームとジョイントパーツが面一(つらいち)になるように余っているL型パーツを使ってそろえていく。筆者は床を利用して作業した。ほんのわずかなズレならば、ボルトの締め付けで何とかなるかもしれないが、ガタガタと不安定にある原因になりそうなので慎重に作業を進めていく。

DORAPOJI2 レビュー2 おひとり様の組立②

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