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(iRacing) Virginia International Racewayを走る

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VIR練習2日目

今日は朝から20周ほど走ることができた。

baselineという標準のセットアップでのベストは、1:41.857である。思っていたよりも早く41秒台がでた。

実は「baseline」なるセッティングのことをよくわかっていない。パソコンの初期化時によく使われる、「工場出荷状態」に近いものと考えている。

セットアップを詰めていくには、「素」の状態で一定のタイムが出せるところまで練習して、セッティングの変更が正しく感じて、判断できるようになる必要がある。

一発のタイムを狙いに行くというよりは、90%くらいの力でラップタイムを安定して走ることを心掛けた。誤差としては±0.2秒以内くらいが望ましいと何かの記事で読んだ記憶がある。

同じラインを同じようなリズムで走れば一定のペースを維持できそうなものだが、なかなかそうはいかない。

まず、ミスをする。少しブレーキが足りなかったり、ステアリングを大きく動かしすぎたりと、一定の操作を数周にわたって続けるのは難しい。意識すればするほど難しくなる。

そして厄介なのは色気をだしてしまうことだ。コースに慣れてくると徐々に速く走れるようになってくるのだ。そこで一発ベストラップを狙いたくなる。

今日は何とか我慢して19周目までラップをそろえることに集中して、最後の一周だけアタックしてみた。

その結果が先ほど紹介した現在のベストタイム、1:41.857である。これが相対的にどのくらいのタイムなのか知る由もない。

テレメトリーでコース攻略のポイントを絞る

F1関連の書籍は決して多くはなく、マシンセッティングについて書かれたものとなるとほぼ皆無である。そんな中にあって『エンジニアが明かすF1の世界』(小松礼雄著、東邦出版)はエンジニアの視点からF1の世界を紹介した大変貴重な一冊だ。

この本の中でセッティングについて興味深い叙述がいくつかある。

一番印象に残っているのは、セッティングとは妥協の産物であるということ。これは言われてみれば当たり前のことであるが、サーキットには個性の異なるいくつものコーナーがあり、それらすべてに共通の最適解はないということだ。

低速コーナーに合わせれば高速コーナーが犠牲になり、ストレート速度を重視すれば、コーナーがきつくなるのだ。それゆえに、セッティングとは妥協の産物というわけだ。

ここから筆者がたどり着いた結論は、サーキットのいくつかあるコーナーや区間の中から、もっともタイムを伸ばしやすい、改善の余地があるポイントを選ぶことが重要ではないのかということだ。

そこでベストラップ時と平均的なタイムで走った際のテレメトリーを比べてみることにした。

図中上段の帯になった部分に注目してほしい。ここは各コーナー(T○○)とその間の区間での二つのデータのタイム差を示している。

タイム差が大きく広がったり縮まったりしている二つのセクションを見てみよう。

T10とT11-12の区間で大きくタイムを縮めていることがわかる。

ここは左の高速コーナーでゲーム内のレコードラインを表示させると、少し原則を促す赤いラインが現れるが、アクセルを抜いて思い切って向きを変えればすぐに踏み込んでいくことができる。ただしコーナー出口のアンジュレーションが微妙なので、ステアリングの入力を少しミスするだけで制御不能になりやすい。

逆にベストラップとはいえ、T1-2ではかなりタイムを失っていた。T1-2はメインストレートから一気に減速する右の深い複合コーナーで、欲張りすぎると車がズルズルとグリップを失って膨らんでしまう。欲が出た分だけ操作に悪影響を与えた典型的な例である。

今回はこの二つのセクションに注目してセットアップを進めようと考えたが、T1-2はベストラップ時以外の周回では安定して走れていたので、欲が出たということで、セットアップの対象からは外すことにした。

これからどうする?

セッティングの注目ポイントを絞ったので、ここを速く安定して走行できることを第一目標にセッティングを煮詰めていくのだが、さて、どうしたものか。どこから手を付けてよいのか皆目見当がつかない。都合の良い指南書もない。

とりあえず20周走った感触を振り返ってヒントがないか考えてみる。

このT10では数度コーナー出口で左に車が弾き飛ばされるミスを冒している。コーナー出口は左に傾斜しており、さらにかなり下っていることから、路面がどの方向に延びているのか見えない瞬間がある。

ここで起こりやすい状況としては、

  • 先が見えないのは不安であり、アクセルを緩めてしまいがちになる。
  • 実際に路面が見えないのでわずかにコースオフすることがあり、その結果後輪が滑り出す。
  • 左傾斜と下りのため車の荷重が左前輪寄りに(つまり右後輪の荷重が抜ける)偏った状態が発生し、マシンの挙動が不安定になりやすい。

自分なりに以上のような結論を得た。これが正しいかどうかはわからない。しかし、それでいい。それが楽しい。正解をトレースするのではなく、仮説を立ててセッティングでそれを検証していく。はまれば大成功、失敗すればそれは正解への道がひとつ絞り込めたということだ。

それではT10を気持ちよく曲がるためにはどうすればよいのか。

まずはこのコーナーへの侵入を考えることにした。

このコーナーへ至るセクションは、左右に連続した高速コーナーで構成されている。それも同じような性格の二つのセクションが続いている。

そしてこのセクションの最後の右コーナーが絶妙なRであり、T10への侵入で車がすこし外側へ膨らみかけており、T10へのアプローチでアウト側につけるために無理にステアリングを切るとフロントとリアの挙動がかみ合わず一瞬フラッとするのだ。

これ以上いくとスピンしそうな状態になりやすい。そしてそれを抑え込もうとしているうちにT10への侵入が始まり、わずかだがポイントがずれてしまう。そして出口での挙動の乱れを誘発するきっかけとなる。

まずはT9を安定して抜けるマシンを探そうとおもう。

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