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Touring Report #001 海を目指して

8月になった。

免許を取得して1か月半、その時がいよいよ来た。

本格的なソロツーリング

ベテランのライダーから見れば200㎞程度のツーリングなど本格的とは程遠い「チョイ乗り」なのかもしれない

それでも私にとっては結構な決心を伴う日帰りツーリングなのだ。

滋賀から日本海を目指すことにした。小浜のフィッシャーマンズワーフで海の幸をいただくのが目的だ。

目次

国道367号線 走りやすくて涼しい山間の田舎道

とにかく初心者、初級者である。

クネクネと恐ろしいカーブの連続はまだ早いし、路面はなめからなほうが良い。

交通量が多いのも気分爽快とはいかないし、周りの車両のスピードがプレッシャーになるようなのは御免だ。

だからといって2車線以上あるのもそれなりに緊張してしまう。

ぜいたくを言えば真夏のこの時期である。できるだけ涼しく走りたいものだ。

そこで滋賀県の西部、京都との県境にある国道367号線、通称「鯖街道」を北上することにした。

京都方面との別れになる「途中」を右折し北上する。上の地図上の黄色の矢印の起点の位置から少しだけクネクネするが道はとてもきれいで広く走りやすい。

しばらくすると渓流「葛川」に沿った平坦な道が続く。

写真は葛川にかかる小さな橋からの一枚。左手に少し見えるのが367号線だ。画面奥から手前に走行してきた。

しばらく走ると「道の駅 くつき新本陣」が見えてくる。この区間でコンビニやGSは私が確認した範囲ではここにしかない。

国道303号線 熊川宿から海を目指す

367号線を北上すると303号線に突き当たる。ここを右に折れれば再び琵琶湖(今津)へと戻る。ちなみに復路はこの道を今津へぬけてマキノを目指した。

交差点を左折して小浜市へと向かう。

整備された緩やかなカーブが続く走りやすい道だ。

しばらく進むと「熊川宿」へたどり着く。道の駅があり、全国各地ではやりの白いローマ字の「KUMAGAWA」あったりと映えるスポットだ。

公式HPよりスクショさせていただいた。

今回は宿場町のほうまで足を延ばすことはなく、道の駅での休憩にとどまったが、いずれはのんびりと散策しながら、お昼は名物の鯖寿司をいただきたいものである。

もう少しいいアングルで撮影したのだが、ナンバーを配慮してトリミング。

あっという間に小浜に到着

367号線も303号線も山間部を走ることから、この季節(8月)でも比較的さわやかな風の中を走行できる。

道中の外気温は28度~30度でけっして涼しいいえる温度ではないが、時速60㎞の風がメッシュジャケットを吹き抜けていくので体感は良好。こまめに水分補給していれば問題はない。

ここまでの道中、ほとんどの時間で私の前後に車両はなく気持ちよく走行できた。土日祝なら違っていたかもしれない。たまには有給をとってツーリングもいいじゃない!

さてさて、小浜市が近づくとさすがに市街地はそれなりの交通量もあったが、あっという間に日本海を見ることができた。

通称「人魚の浜」

日本海と人魚のイメージが結びつかないのだがそれはともかくとして、愛車を停めての一枚。

できることなら画面左のモニュメントの前まで行きたかったが、エンジンを止めてバイクを押せば歩行者と見なされるわけだが、残念ながらバイクで階段は登れない。

さぁ、お腹もすいてきた。お昼にしよう!

お昼は少し贅沢に「お刺身定食」をいただく。

お刺身が常温なのがよかった。港でいただくお魚は最高である。

お味噌汁の中でタイを釣り上げました。

栄養も付けたし、帰り道を考えますか。

定番のツーリングロード「162号」は次の楽しみに取っておく

さて、いよいよ復路をかんがえる。

もちろん事前にいくつか候補を検討しておいた。当日の体調や気分で選べるようにしておいた。

関西ライダーたちの定番ときいた162号線。名田庄や美山をぬけて京都市内へと帰る道がある。ここもまた緩やかな山間部で、古民家が並ぶ村落は白川郷の合掌造りが観光地化しているのとは対照的に、地元の人たちの生活の息吹を感じる良き景色と聞く。

この道を帰ることを検討していたが、京都市までの道中は長い。それは望むところでもあるのだが、京都市内から滋賀へ戻ることを想像すると少し嫌になった。

そこで来た道をいったん戻り、さきほど書いたように303号線から今津を目指すことにした。

今津まで来たらマキノでしょ!!

マキノのメタセコイア並木を皆さんご存じでしょうか。

約2.5㎞の道沿いに500本のメタセコイアがならぶ季節を選ばず人気の景勝地です。

ライダーなら一度は訪れてみたいメタセコイア並木。という私もこれまで写真でしか見たことはなく、この機会によってみることにしました。

9月に参加予定のCBTRという「琵琶いち」イベントのチェックポイントにもなっているので、また訪れることになるのですが、ここまで来たらということで行ってみました。

この日は平日だったので人も車両もほとんどなく、こんな写真を撮ることができました。休みの日だったら撮れないんじゃないかな?知らんけど。

小浜から一直線でここまで来たので休憩にカフェでスイーツをいただきました。

総走行距離1000kmを突破! 帰りは琵琶湖を北回りで欲張ってみた

マキノでのんびり過ごし、いよいよツーリングの発着地点「琵琶湖大橋米プラザ」へ戻る。

この時点でバイクの総走行距離は990㎞。あと10km走行すれば「バイクの慣らし運転」が終了し、8500rpm縛りが解除されエンジンをぶん回せる(そんな根性はないけれど)

1000㎞のメーターを確実に写真に収めたいので、いつでも路肩にバイクを止めて撮影できる道を選びたい。

時間もまだ早い。少し距離はあるけれど琵琶湖を北から右まわり(東側から)で帰ることにした。こちらのほうが断然、ツーリングには向いている。

水鳥ステーション、長浜城、鳥人間コンテストのジャンプ台などなど、いろいろと見どこと満載の帰路になりました。

このあたりはまたCBRTのレポートで紹介する予定です。

最後に記念の一枚

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この記事を書いた人

今年で50になる「おっさん」です。
現在、バイクの免許を取得のため教習所に通っています。
高校生の頃からF1が好きで、鈴鹿に観戦に行ったりしています。

バイクで行けるといいなぁ、と思っています。

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